概要
「カカオの世界は深いのです。口の中での広がりは、みなさんが思っているより、ずっと深く広いものです」と語る小山さん。その世界とはどういうものか、基本から始まり、発想や創造まであますところなく開陳してくれました。
第1章:はじめに~ショコラづくりに大切なこと~
ショコラの原料になる、カカオフルーツやクーベルチュールなどのお話から、小山さんが日頃どのように発想し取り組んでいるか。
人に感動を与えるショコラを創り上げる上で大事にしていることなどを講義していただきました。
第2章:カカオの世界~ブレンドとシングルオリジンの違いを味わおう~
カカオの生産地の環境、カカオの品種などで異なるショコラの味について。焙煎したカカオ豆をメタテという古代の道具を使って石で擦りつぶす実演などを通して講義していただきました。そして、シンプルに特徴のあるカカオとミルクだけで作ったドリンクの試飲や、ブレンド、シングルオリジン、それぞれの違いがわかるクーベルチュールを試食しました。
第3章:小山進のクリエイション
世界の品評会やコンクールなどで認められた小山さんのショコラの数々をもとに、発想や着目点、仕掛けについて説いていただきました。
以下のようなテーマで各種のショコラを試食しました。
・印象的なマリアージュ
・発想・着目点
・プラリネの可能性(水分0%の世界)
・お酒とのマリアージュ
・コーヒーとのマリアージュ
株式会社マツモトコーヒーの松本真悟さんが淹れたコーヒーとの比較もありました。
第4章:まとめとメッセージ
進行役の門上武司と小山さんの対談。小山さんの発想について迫り、パティシエと料理人の見方の違いなどを話し合い、全体のまとめを行いました。
会場は、小山さんのすすめもあり、ショコラを食感も含め味わうには最適な温度18℃に設定。参加者の会員は、小山さんのショコラにかける思いをあらためて実感していました。試食したショコラは、未発表の新作も含め全16種。その世界の奥深さをリアルに知る会となりました。

