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第14回定期イベント 甘さは、なぜ必要か。「甘くて、旨い」

第14回定期イベント 甘さは、なぜ必要か。「甘くて、旨い」

概要

料理において、甘味や甘みはいかなる役割を果たしているのか。その甘さを表現する(実際は、生かす)ために、料理人はいかなるアプローチを行うのか。講演と4ジャンルの料理デモンストレーション、そして参加会員からの質問に答えながらディスカッション、という3部構成で行いました。

Program 1:講演:料理人のための「甘味のサイエンス」

川崎 寛也氏
農学博士

味覚の甘味と、甘いという感覚について、科学的なアプローチからスタート。 
・味覚の性質などから、甘味はどのように知覚されるのかを解説。 
・とくに、甘味と他の味覚との関係から、甘さの役割を考察。 
・各種の糖それぞれに異なる性質とともに風味の重要性を検証。 
という内容で講演していただきました。

Program 2:料理デモンストレーション

1:日本料理:村田 吉弘氏
「菊乃井」3代目主人

メニュー「海老芋のふき味噌田楽」

2:フランス料理:山口 浩氏
「神戸北野ホテル」総支配人・総料理長

メニュー「鱈と白子の取り合わせ 白子ソースと野菜ソース」

3:イタリア料理:山根 大助氏
「ポンテベッキオ」オーナーシェフ

メニュー「キタッラ麺 牡蠣エキスと干しぶどうのアラビアータソース」

4:中国料理:南 茂樹氏
「中国菜 一碗水」オーナー料理人

メニュー「鮮魚の蒸し物 紹興酒の酒粕香糟(シャンザオ)風味」

Program 3:ポスト・デモ

今回は、料理実演の後、川崎 寛也氏から各料理に関しての解明がありました。なかでも、主たる食材、ソースや味付け、プラスアルファとなる要因、それぞれの関係から浮かび上がるフレーバーデザインという観点で解明。料理の完成度を高めるための考えなどにも触れられました。

Program 4:ディスカッション

木下 幸治氏(辻調理師専門学校 フランス料理主任教授)が加わりディスカッション。休憩時間に集められた質問に答えながら、各料理人の甘さに対するアプローチ(考えや手法など)について検討しました。

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